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令和7年第1回二本松市議会(1月)臨時会

本日、市議会臨時会を招集いたしましたところ、ご多用の中ご参集を賜りまして、誠に恐縮に存じます。
それでは、今臨時会にご提案申し上げました議案及び報告事件について、その概要を申し上げます。

はじめに、報告事件について申し上げます。

報告第1号及び報告第2号の専決処分の報告については、いずれも議会の指定に基づく損害賠償額の決定の報告であります。
専決処分書に記載のとおり、報告第1号は、道路陥没箇所を走行したことによる相手方車両の損傷、報告第2号は、走行中破損したアスカーブ片に接触したことによる相手方車両の損傷に関するものでありますが、それぞれ相手方と損害賠償について合意し、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行い、示談をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。

次に、議案について申し上げます。
議案第1号議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正、及び議案第2号常勤の特別職の給与の支給等に関する条例の一部改正の2件については、県に準じて、議会議員及び常勤の特別職の期末手当を改定し、年間支給割合を0.1月分引き上げるため、所要の改正を行うものであります。

議案第3号令和6年度一般会計補正予算については、国の総合経済対策に基づく物価高騰対策をはじめ、給与関係条例の一部改正等に伴い人件費を補正するものであり、現計予算の総額に歳入歳出それぞれ2億9,867万8千円を追加して、予算総額を334億1,525万2千円とするものであります。

 

歳出の主なものを款別に申し上げますと、

民生費で

  • 住民税非課税世帯及び住民税均等割のみ課税世帯に対する物価高騰対応給付金給付事業に 186,724千円
  • 住民税非課税世帯に対する物価高騰対応緊急支援事業に 46,240千円
  • 保育所等物価高騰対策支援事業に 7,120千円

 

農林水産業費で

  • 農業用飼肥料高騰対策事業に 21,665千円

 

商工費で

  • 生活者支援及び地域活力回復のためプレミアム付商品券発行事業等の各種事業に取り組む商工団体等に対する事業補助金に

 13,000千円

  • エネルギー価格高騰対策としてLED照明設備を導入する中小企業等に対する事業補助金に 10,000千円
  • 物価高騰の影響を受けている観光事業者等に対する事業補助金に 8,431千円

などであります。

また、歳入においては、歳出に関連する特定財源を精査のうえ計上するとともに、歳入歳出の収支差額608万9千円については年度内調整財源として予備費に留保するものであります。

予算第2条繰越明許費の補正は、住民税非課税世帯に対する物価高騰対応給付金給付事業ほか8件を追加し、予算を翌年度に繰越して執行するものであります。

以上が提案申し上げました議案の概要であります。

よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

 

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