クウェート国へ「押し絵」で感謝と激励のメッセージを届けました
二本松市は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるクウェート国との復興ありがとうホストタウンに登録されています。当市でのクウェート国選手団の事前合宿受け入れのほか、選手等や相手国関係者との交流事業を予定しています。詳しくはこちらからご覧ください。
その交流事業の一つとして、二本松市立川崎小学校5・6年生の皆さんと地元サークル「上川崎わがみ会」さんにご協力をいただき、「押し絵」を制作しクウェート国へ感謝と激励のメッセージを届けました。
「押し絵」とは、綿を貼った厚紙を色染めした上川崎和紙でくるんで絵のパーツを作り、最後にパーツ同士を貼り合わせて作る絵です。強度が高くて丈夫な上川崎和紙の特長を活かした、地元ならではのアート作品です。
押し絵はそれぞれ3枚ずつ制作され、クウェートオリンピック委員会、クウェートパラリンピック委員会、在日クウェート大使館へ贈られました。市民の皆さまからのクウェート国へ対する感謝と激励の気持ちが伝わっていることと思います。
「椿の花」
川崎小学校の皆さんには、上川崎わがみ会さんのご指導のもと、「椿の花」の押し絵を一人一つ制作いただきました。初めての経験で緊張しながらも、丁寧に制作する姿が印象的でした。押し絵が貼られた色紙をロの字に並べ、中央にはクウェート国からの復興支援に感謝と、オリンピック・パラリンピック大会への激励を込めたメッセージを添えました。
「あれが阿多多羅山、あの光るのが阿武隈川」
上川崎わがみ会さんには、詩人高村光太郎の作品「智恵子抄」の「樹下の二人」の中の一節、「あれが阿多多羅山、あの光るのが阿武隈川」に代表される二本松市自慢の風景と、そこに咲き並ぶ桜をイメージした絵を制作いただきました。わがみ会の皆さんが協力して制作され、素敵な押し絵が出来ました。日本らしい美しい風景にクウェート国の皆さんも癒されていることでしょう。
制作の様子を動画でご覧いただけます
日本語字幕版
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