こころの相談窓口・こころの健康相談

こころの相談窓口

病気やつらい体験、暮らしの中での問題など、こころの悩みを抱えている方のご相談に応じています。

相談窓口：二本松市健康増進課（安達保健福祉センター）　電話 0243-55-5109

こころのストレスは大丈夫ですか？

新型コロナウイルス感染症のまん延や毎日の報道で、不安やストレスを感じていませんか？

感染の恐怖はもちろんのこと、思うように外出できなかったり、仕事や収入が減り生活が脅かされるなど、見えないストレスにさらされています。

ストレスに気づかないうちに、”こころ”や”からだ”の不調を感じている方も多いと思います。その不調が溜まることでうつ症状へと進んでしまうかもしれません。

まずは、自分のこころの状態を知ることから始めましょう。

こころのストレスチェック

こころや体の不調のサインは、実は自分でも気づいていないことも多いようです。まずは、最近（ここ2週間）の自分のことを振り返ってみましょう。

Ａ	1	毎日の生活が充実していますか。	はい	いいえ
	2	これまで楽しんでいたことが、今も楽しんでできますか。	はい	いいえ
	3	以前は楽にできたことが、今ではおっくうに感じられますか。	はい	いいえ
	4	自分は役に立つ人間だと考えることができますか。	はい	いいえ
	5	わけもなく疲れたような感じがしますか。	はい	いいえ
Ｂ	6	死（自殺に結びつくような死）について何度も考えますか。	はい	いいえ
Ｂ	7	気分が落ち込んで自殺について何度も考えますか。	はい	いいえ
Ｃ	8	最近（ここ2週間）ひどく困ったことやつらいと思ったことがありますか。	はい	いいえ

下線の部分の答えとなったものが「Ａで2つ以上」「Ｂで1つ以上」「Ｃに該当」のいづれかに当てはまる方は、うつ状態が疑われます。早めに、精神保健の専門家への相談をお勧めします。

不安やストレスの緩和方法

身体の調子を整えることが、ストレス対処の有効な方法の一つとなります。生活リズムを整え、ストレスを上手にコントロールして、この大変な時期を乗り切りましょう。

メディアから離れる時間をつくる

必要な情報を掴むことは大事ですが、必要以上に報道に触れることで気がつかない間に不安が積み重なっていく場合もあります。必要な情報を取り入れたら、メディアから一度離れ、気分を変えてみましょう。

緊張を緩める方法を身につける

不安やストレスから緊張状態にある時、人の呼吸数は早くなっています。そのため、ゆっくりと深呼吸を行い、呼吸を穏やかにすることでこころとからだはリラックスします。

『マインドフルネス』を知っていますか？

「今、ここで」の体験に評価や判断を加えることなく、能動的に注意を向けることとされています。具体的には、姿勢を正して、ただ自分の呼吸に集中して注意を向けます。うつや不安、ストレスに効果があると言われています。市のこころの健康づくり講座でも取り上げたことがあります。

食事、睡眠、運動の生活習慣を整える
健康的な食事、適度な運動、良質な睡眠は、脳を健全な状態に落ち着かせるだけでなく、免疫力向上にもつながります。
人とつながる
離れた家族との行き来を控えているなど、今までの人とのつながりが遮断され孤立感を感じている方も多いのではないでしょうか。知人や離れた家族と、定期的に電話やメールなどで話しをしましょう。

また、自宅にいる時間が増えたことで、家族で過ごす時間も増えています。家庭のルールやいろいろな出来事・問題について具体的にどうしていくかを話し合い、家族の絆を深めるより良い時間にしてください。

＊日に日に不安が募り、食欲や睡眠に変化が出てきた時はこころの相談窓口へご相談ください。