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十一面観世音立像(じゅういちめんかんぜおんりつぞう)

十一面観世音立像

種別

彫刻(市指定)

指定年月日

昭和53年7月3日

所在地

二本松市油井字桑原舘山99

所有者(管理団体)

長谷観音

概要

像高105センチメートル。素木一木造り。長谷観音堂に安置されている。寺伝では、稽文会、稽主勲の作といい、通例の長谷寺式十一面観音と考えられるが、手の位置から明らかに地方仏と思われる。左手、右手持物、及び台座の欠損は惜しまれるが、藤原期から鎌倉時代中期にかけて関東北に盛行した、荒彫に属するナタ彫が存在することは貴重である。なお、本像は旧来長谷堂屋敷に安置されていたものを、その堂宇の荒廃を懸念した初代二本松藩主丹羽光重が家臣戸城伝右衛門、杉村造酒右衛門の両名に命じ、明暦3年(1657)現在地に広大な堂宇を建立して本像を移し、以後丹羽家の祈願所として尊信したとされる。本堂は三面三間(約5.45m)・宝形造で、棟札によると「宝暦壬申六月十日棟梁橋本舟右エ門実是」とあり、宝暦2年(1752)に改築されていることがわかる。

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  • 【更新日】2024年2月7日
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