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算額(さんがく)

算額

種別

歴史資料(市指定)

指定年月日

昭和53年7月3日

所在地

二本松市下川崎字古城内48-1

所有者   

野地観音堂                                  

概要

嘉永3年(1850)3月、野地弥源太豊成が野地観音堂に奉納した算額である。ケヤキ材の一枚板を額装しており、法量は額寸縦40.5センチメートル、横56.1センチメートル、実寸縦32.3センチメートル、横48.4センチメートルを測る。額面には、円と楕円との接触の問題2問が彫り刻まれている。また、以前は図形の部分に白色と緑色の顔料で彩色されていたが、現在は剥離している。奉納者野地豊成は文化元年(1804)生れ、古城内の人で、二本松城下松岡で商家を営むとともに最上流和算家であった宍戸佐左衛門の門人となり、和算の普及に尽くした。当算額は、旧安達町に現存する算額では最も古く、保護していく価値がある。

 

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  • 【更新日】2024年2月7日
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