二本松市は、古くから福島県内でも有数の政治、文化、経済の中心都市として栄え、その長い歴史の中で、国内外で高い評価を受けた数多の先人を輩出してきました。
その足跡や業績を顕彰するとともに、後世に語り継いでいくため、その活躍が顕著である6名の方々の資料を展示する場として、安達ヶ原ふるさと村の中に設置されているのが「先人館」です。
館内には、次の方々の資料、書籍、愛用の品などが展示されています。
安達ヶ原ふるさと村「先人館」
ふるさと館
子ども園地
風景
朝河 貫一(あさかわ かんいち)
世界的歴史学者で、米国イェール大学の日本人初の正教授。
太平洋戦争の回避、早期終結を訴え続けた真の愛国者。
朝河 貫一のふるさと人物詳細
高村 智恵子(たかむら ちえこ)
詩人で彫刻家であった高村光太郎の妻。智恵子抄で知られる。
晩年に制作したちぎり絵は、高い芸術性が認められている。
高村 智恵子のふるさと人物詳細
高橋 信次(たかはし しんじ)
世界的な放射線医学研究者。医学博士。
CTスキャナーの基本原理の研究で文化勲章を受賞。
高橋 信次のふるさと人物詳細
安部井 磐根(あべい いわね)
福島県議会の初代の議長、衆議院副議長を歴任した明治の
政治家。国学者としても知られる。
安部井 磐根のふるさと人物詳細
関屋 敏子(せきや としこ)
オペラの本場イタリアで、日本人初のプリマドンナとして活躍。
二本松藩の御典医の家系で、フランス王室の血も引く。
関屋 敏子のふるさと人物詳細
東野辺 薫(とうのべ かおる)
県内の高校教員のかたわら、芥川賞を受賞。
県文学会長として、後進の指導にも尽力。
東野辺 薫のふるさと人物詳細