猫を飼うときには
登録等の手続きはありませんが、飼い主さんは次のことを守ってください。
室内飼育をしてください。
ペットの猫は、飼い主が環境を整えた屋内で十分に暮らせます。
交通事故や失踪を防ぐためにも飼い猫を屋内で飼育しましょう。
放し飼いをすると、近隣へ迷惑をかけたり、野良猫を増やす原因となることがあります。
不妊去勢手術をしてください。
猫は1年に2~3回出産し、すぐに増えてしまいます。去勢・不妊手術をして不必要な猫の繁殖を防いでください。
身元の表示をしてください。
首輪などに飼い主の身元を表示したり、マイクロチップを注入することで、迷い猫をなくしましょう。
野良猫を見かけたら
次のことを守ってください。
安易なエサやりをしないでください。
野良猫へのエサやりは、集まってきた猫の糞尿で悪臭が発生したり、繁殖して野良猫をさらに増やしたりする原因となります。 飼う意思のない野良猫へのエサやりはやめましょう。
二本松市地域猫不妊・去勢手術費補助金
二本松市内で地域猫を管理する団体が行う不妊・去勢手術に対して、その手術費用の一部を補助します。
補助の対象
○対象団体
次に掲げる要件を全て満たす団体とします。(市への事前登録が必要になります)
⑴ 別住所かつ別世帯の3人以上の構成員で構成される団体で、その代表者及び構成員の過半数が市内に住所を有すること。
⑵ 地域猫管理活動を主たる目的とする団体で、適正管理をする能力があること。
⑶ 自主的かつ主体的に活動している団体であること。
⑷ 登録団体または構成員が二本松市暴力団排除条例(平成24年二本松市条例第17号)第2条第1号から第3号までの規定に該当
しない者であること。
⑸ 次年度以後も継続して活動が見込める団体であること。
⑹ 規約又は会則を有している団体であること。
⑺ 営利を目的としない団体であること。
○対象事業
地域猫管理活動を行う団体が、地域猫の繁殖抑制のために行う不妊・去勢手術
○対象経費
令和6年4月1日から令和7年3月15日までの期間に完了した地域猫の不妊・去勢手術に要した費用
申請受付期間
令和6年4月1日(月)から令和7年2月28日(金)まで
補助金の額及び補助限度額
|
補助金の額 |
補助限度額(1匹あたり) |
メスの不妊手術 |
補助対象経費の2分の1 |
8,000円 |
オスの去勢手術 |
補助対象経費の2分の1 |
4,000円 |
申請の流れ
団体登録(事前に生活環境課へご相談ください)
令和7年2月28日までに、下記の書類を添えて地域猫管理活動を行う団体の登録申請を行ってください。
⑵ 団体の規約又は会則
⑷ 地域猫管理活動を行う場所の周辺地図(活動範囲、給餌場及び猫用トイレ設置場所を明記すること。)
⑸ 給餌場所及び猫用トイレ設置場所の土地所有者の承諾書
⑹ 団体の預金通帳等の写し(補助金の振込を希望する金融機関の口座情報が確認できる部分)
交付申請
令和7年2月28日までに、下記の書類を添えて補助金の交付申請を行ってください。
手術
〈注意事項〉
・不妊・去勢手術の実施日及び獣医師から発行される領収書の日付が、令和6年4月1日から令和7年3月14日までであること。
・不妊・去勢手術を実施した地域猫に対して、手術済であることの目印としてオスは右の、メスは左の耳介先端部をV字型にカットす
ること。
実績報告
手術完了後30日以内もしくは令和7年3月31日のいずれか早い日までに、下記の書類を添えて実績報告を行ってください。
⑶ 不妊・去勢手術に要した費用の領収書の写し
⑷ 領収書の内訳が分かる書類(1匹ごとに性別、施術内容及び施術金額等が分かるもの)
⑸ 不妊・去勢手術を実施した地域猫の手術前後の写真(手術後は耳介先端部をV字型にカットしたことが確認できるもの)
さくらねこ無料不妊手術事業について
二本松市は、公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体と連携してTNR事業を行っています。
「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。
お問い合わせ先
生活環境課環境衛生係 電話:0243-55-5103
安達支所地域振興課市民福祉係 電話:0243-23-1225
岩代支所地域振興課市民福祉係 電話:0243-65-2816
東和支所地域振興課市民福祉係 電話:0243-66-2526