本日、市議会臨時会を招集いたしましたところ、ご多用の中ご参集を賜りまして、誠に恐縮に存じます。
それでは、今臨時会にご提案申し上げました議案及び報告事件について、その概要を申し上げます。
はじめに、報告事件について申し上げます。
報告第1号専決処分の報告については、議会の指定に基づく損害賠償額の決定の報告であります。
専決処分書に記載のとおり、消防ポンプ自動車の接触事故に関するものでありますが、相手方と損害賠償について合意し、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行い、示談をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。
次に、議案について申し上げます。
議案第1号訴えの提起については、市営住宅に係る滞納家賃の支払いを求めるため訴えを提起するものであり、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
議案第2号令和4年度一般会計補正予算については、物価高騰に伴う子育て世帯への支援をはじめ、緊急に措置すべき予算について計上するものであり、現計予算の総額に歳入歳出それぞれ249,676千円を追加して、予算総額を343億1,322万1千円とするものであります。
歳出の主なものを款別に申し上げますと、
民生費で
- 18歳以下の児童を対象とした子育て支援給付金支給事業に219,797千円
商工費で
- 商店街等の店舗利用者を対象としたタクシーの利用料金に対する助成事業の実施に伴う商工団体等事業補助金の増 6,826千円
消防費で
- 小型排水ポンプ用発電機購入に伴う水防対策経費の増21,010千円
災害復旧費で
- 福祉施設災害復旧事業費の増 1,386千円
などであります。
また、歳入においては、歳出に関連する特定財源を精査のうえ計上するとともに、不足する財源については予備費を減額することで措置いたしました。
予算第2条繰越明許費の補正は、子育て支援給付金支給事業ほか3件を追加し、予算を翌年度に繰越して執行するものであります。
予算第3条地方債の補正は、防災対策事業債ほか1件の限度額の変更であります。
以上が提案申し上げました議案の概要であります。
よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。