計画の概要
本計画は、障がいのある人もない人もお互いが社会を支える一人として一人ひとりの思いに寄り添い、地域共生社会の実現を目指すために策定するものであり、障がい者施策に関する基本的な事項を定める「障がい者計画」、障がい福祉サービスの提供体制の確保等について定める「障がい福祉計画」、障害児通所支援及び障害児相談支援の提供体制の確保等について定める「障がい児福祉計画」の3つの計画で構成され、国及び県の計画を基に、障がい者福祉分野における基本的な指針及び具体的な数値目標を定めることを目的としています。計画期間は、令和6年度から令和11年度の6年間となっています。
計画の策定に当たっては、当事者及び関係事業所を対象としたアンケートを実施したほか、当事者団体や支援団体等を対象とした懇談会を開催するとともに、あだち地方地域自立支援協議会及び二本松市障がい者福祉計画策定委員会からの意見集約を行ったうえで、様々な課題を把握しつつ計画内容の検討を行いました。
計画の基本理念及び基本目標
基本理念については、障がい者福祉施策の道標として「共生」、「支え合い」、「地域のつながり」を中心的なキーワードとして据え、『共に生き、共に暮らしの支え合い 笑顔つながる、しあわせのまち二本松』と定め、二本松市総合計画に掲げる「笑顔あふれる しあわせのまち 二本松」を目指すこととしています。
また、基本目標については、基本理念の実現に向け、「1.共に生きる社会の実現と障がいの理解促進」、「2.安心して暮らせる地域基盤の整備」、「3.バリアフリーな空間づくりと権利擁護の推進」、「4.支援の必要な子どもの成長を支える体制の充実」の4項目を定めたほか、基本目標を達成するための14項目の重点施策を掲げ、障がい者福祉への取り組みを推進することとしています。