大型連休に向けて、二本松市長から市民の皆さまへメッセージを掲載します。
メッセージの内容
感染症対策に携わる医師や看護師、医療従事者、そして、保健所や臨床検査技師の皆さん、新型コロナウイルス感染症のリスクを顧みず、命を守るため、最前線で懸命に戦っている皆さまに、心から感謝を申し上げます。
二本松市におきましては、4月7日に二本松郵便局において感染者が発生し、感染は県内初となるクラスター(感染者集団)になり、 市民の感染者も2名発生しました。
4月16日、全都道府県に対し緊急事態宣言が発令されるなど、厳しい状況が続いております。
市民の皆さまにおきましては、感染拡大防止のため、各種予防対策や、集会・会合の自粛等に協力をいただき、感謝申し上げます。
今、感染症の治療薬やワクチンはありません。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、全国的に見ても、依然として厳しい状況にあります。
これから、大型連休(ゴールデンウィーク)を迎えるにあたり、市民の皆さまに、改めて3つ、お願いを申し上げます。
一つ目として、手洗い、うがい、咳エチケットなどの基本的な予防対策を徹底してください。
二つ目として、特に「3密」を避けるようお願いいたします。換気の悪い「密閉」空間、大勢いる「密集」場所、間近で会話する「密接」場面を避けるようお願いいたします。
三つ目として、5月6日までの不要不急の外出の自粛をお願いいたします。都道府県をまたいだ不要不急の移動の自粛をお願いいたします。
さらには、新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見はしないように、改めてお願いいたします。
自分を守ること、自分の家族や大切な人を守る行動を取ること。そのことが、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぎ、ひいては社会を守ることにつながります。
市民の皆さまには、これまで同様、冷静な対応をお願いいたします。
市といたしましても、「命」を守り、「感染拡大防止」、「市民生活を守る」、「経済対策」を三つの柱として全力を尽くして参ります。
市民一丸となって、希望に向かって、この困難、難局を乗り越えて参りましょう。
市民の皆さまの幸せを心から願っております。
皆さん、一緒に、頑張りましょう!
令和2年4月28日 二本松市長 三保 恵一