メッセージの内容
はじめに、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを顧みず、市民の命を守るため、医療現場の最前線で戦ってくださっている、医師や看護師、病院スタッフの皆さま、介護現場の最前線で高齢者等のケアに従事する福祉施設等のスタッフの皆さん、そして、感染症対策のPCR検査や疫学調査に携わる保健所や臨床検査技師の方々などに深く感謝申し上げます。
また、感染の拡大防止に向けて、各種集会や会合、事業、イベントの自粛など、快くご協力をくださっている市民の皆さまに改めて感謝を申し上げます。
二本松市では、市民の皆さんをはじめ、各事業所や店舗経営のみなさんと全市を上げて感染対策に取り組んでおりますが、市内における新型コロナウイルス感染症の陽性患者が連日発生していることを受け、本日も新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、その対応を協議いたしました。
私は、市民の生命と健康を守ることが、対応の判断基準となると思っており、ぶれない対応をするように本部職員に指示いたしました。
市民の皆さん、また事業者の皆さんには大変ご苦労をおかけしますが、何としてもここで感染拡大を食い止め、抑制しなくてはならないと、改めてご協力をお願いいたします。
市民の皆さまお一人お一人が、必ずやっていただきたいことが4つあります。
1つ目。
手を洗うこと、うがいをすること、マスクをすること、咳エチケットを始めとした基本的な感染症対策の徹底でございます。
2つ目。
「換気の悪い密閉空間」、「人が大勢いる密集場所」、「近くで会話する密接場面」の「3つの密」を避けるようお願いします。
3つ目。
市民の皆さんには、冷静に、自分と自分の大切な人を守るため、感染しない感染させない行動を心掛けてください。
4つ目。
新型コロナウイルス感染症で陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見はしないようお願いします。
私たちは今、全員がコロナ禍のなかにいるのです。感染した方を特定するような行為や差別的な発言・行動は、絶対に行わないでください。
自分が差別を行わないだけでなく、身の回りに差別につながる発言や行動があった時には同調せず、「そんなことはやめよう」と声を上げてほしいのです。
二本松市は皆さんと共にコロナウイルス感染症に立ち向かいます。
そして、二本松市として「市民の命を守る。」ことを最優先に、「感染防止」、「市民生活を守る」、「緊急経済対策」を3本柱に、前に進みます。
力を合わせて感染の拡大を食い止めましょう。
令和2年8月28日 二本松市長 三保 恵一