種別
重要無形民俗文化財(県指定)
指定年月日
昭和47年12月26日
所在地
二本松市下長折字大柱
所有者(管理団体)
長折三匹獅子保存会
概要
県の民族無形文化財に指定されている長折の三匹獅子舞は、大同2年(西暦807年)に勧請したという下長折の諏訪神社に毎年5月4日に奉納されます。
三匹獅子舞は、江戸中期より長折の渡辺平佐衛門らにより舞の伝来の語り伝えが残され、現在に至っています。
現在は、滝洞(荒獅子)・東方(花吸いがかりの獅子)・中洞(庭虫がかりの獅子)が奉納されており、滝洞と東方・中洞が隔年で奉納し、五穀豊穣を願い勇壮な舞を演じます。
なお、戊辰役で官軍が小浜町にさしかかったとき、折りしも旧暦7月27日の祭礼当日で、獅子舞を奉納していたが、その笛太鼓の勇ましい音を援軍と思い、一旦退いて、翌28日に二本松に攻め入った話しはよく知られています。