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会見内容
二本松市が実施主体として行う新型コロナワクチン接種について、円滑に混乱なく実施するため、去る3月30日付けで「二本松市新型コロナワクチン接種計画」を策定いたしましたので、その概要についてご報告いたします。
始めに、接種体制は、二本松市内の医療機関が所属する安達医師会の協力により構築することとし、「近くて安心」をキーワードに、基本的に病院や診療所での「個別接種」と、補完的に日曜日に実施する「集団接種」を組合わせる、いわゆる「ハイブリット型」で実施いたします。最寄りの病院、診療所で、通いなれた「かかりつけ医」が接種することが「近くて安心」の意味であります。
なお、個別接種会場としては、安達医師会5カ所の病院と26カ所の診療所を予定しており、日曜集団接種会場としては、二本松方部1カ所、南達方部1カ所の2会場での実施を予定しております。1日当たりの接種数につきましては、平日平均640回、日曜日は本市1カ所分として240回を予定しております。
次に、本市の概要でありますが、総人口は本年1月1日現在53,654人で、ワクチン接種対象者は、65歳以上の高齢者18,220人、64歳以下の一般の方は16歳以上の市民を対象とした場合29,653人で、合計47,873人であり、想定接種率につきましては、直近の高齢者インフルエンザワクチン接種率と同等と見込みまして、70パーセントとしているところであります。
次に、予約の方法についてでありますが、新型コロナワクチン接種予約相談センターへの電話予約のほか、LINE(ライン)やウェブサイトでの予約、個別接種を実施するかかりつけ医や近隣の医療機関への直接予約の方法があります。なお、新型コロナワクチン接種予約相談センターは、3月22日から相談業務等を開始しております。
ワクチン接種につきましては、現在、医療従事者の優先接種が進められておりますが、来週以降高齢者の優先接種を対象としたワクチンの供給が始まり、今後、高齢者、基礎疾患のある方、一般市民へと優先順位に基づき接種を進めて参ります。なお、当面のワクチンの予定数量につきましては、4月12日の週に2箱、390バイアルで、1バイアル当たり5回接種する換算で1,950回分、4月26日の週に1箱、195バイアルで975回分、合わせて4月には、合計3箱、585バイアルで、2,925回分、人数にして1,462人分が配分される予定となっております。これら4月に配分される予定のワクチンについては、高齢者施設内でのクラスター発生を防止するため、接種医の確保ができた施設から優先接種することで現在進めております。
一般高齢者の接種につきましては、今後のワクチン供給量に合わせて、年齢の高い方から順次接種券の発送を行うことで、予約において市民の混乱を招かないよう工夫して参りたいと考えております。
基礎疾患を有する方の接種につきましては、接種券が届いてから、自己申告で優先的に受けられるようにはなっておりますが、接種券の送付対象に該当する年代にならないと接種できないことから、本市では独自に「新型コロナワクチン接種 基礎疾患等確認票」による申請を事前にいただき、確認後に接種券を早めに送付することにいたしました。
なお、段階的な接種券の発送時期につきましては、広報にほんまつ5月号でお知らせする予定です。
本日お示しいたしました接種計画に基づいて、ワクチン接種の優先順位、ワクチンの供給量に合わせて臨機応変に円滑に進めて参ります。
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