※会見の内容は動画でもご覧いただけます。
会見内容
新型コロナウイルス感染症対策について
(1)新型コロナワクチン接種の現状と今後の計画
本市の新型コロナワクチン接種の現状についてご説明します。まず、接種券の発送状況については、65歳以上の高齢者分を5月中に完了しておりまして、今月中旬より「基礎疾患確認票」を提出いただいた方に発送を行い、今後も随時受付を行い、随時発送することとしております。
次に、ワクチンの接種状況については、現在、65歳以上の高齢者と基礎疾患のある方を対象に、各医療機関での「個別接種」、今月13日よりスタートいたしました市民交流センターでの「日曜集団接種」により、安達医師会の協力のもと接種枠を拡大しながらワクチン接種の促進を図っているところであります。6月22日現在、国のVRS(ワクチン接種記録システム)上の数値で申し上げますと、65歳以上の高齢者人口18,220人に対し、1回目の接種を終えた方は
10,859人で接種率59.60%、2回目も含んだ接種率は42.90%となっております。
今後の進め方につきましては、現在、65歳以上で希望する高齢者について、7月末までに2回目の接種を終了できるよう、予約を受付けしております。
64歳以下の方への接種券発送については、高齢者の予約が落ち着いてきたところを見計らい、60歳以上64歳までの方へは7月初旬に発送し、7月20日頃から予約可能とする予定としており、59歳未満の方へは7月中の発送を行い、8月上旬から中旬を目途に予約可能とすることで考えており、東京での大規模接種センターや職域・大学での集団接種を希望される方には、個別対応をして参ります。
なお、保育士、教師、児童発達支援事業所等の従業員等の子どもに関わる仕事をしている方、また、消火活動や災害対応で、不特定多数の住民と接する業務を担う消防団員等を優先接種の対象と位置づけ、ワクチン接種を実施することとし、バス運転手等の公共交通機関の従事者への拡大も検討してまいります。
現在、安達医師会の協力のもと各医療機関においても接種枠の拡大にご尽力いただいておりますが、13日からスタートしました集団接種につきましても、医師会の協力をいただき、一日当たりの接種数の拡大、日曜日以外の水曜日、木曜日および土曜日を加えた週4回の実施についても計画し、今後のワクチン接種のスピード化を図って参ります。
(2)教職員等の優先接種について
教職員等の優先接種について、詳細をご説明します。
新型コロナウイルス感染症から子どもたちを守り、子どもたちを守るために大変な努力をされている教職員等の精神的負担を軽減することを目的に、市内各小中学校・保育所幼稚園・学童保育所指導員、児童発達支援事業所等、子どもに関わる仕事をしている方をはじめ、県立高校教職員までワクチン接種の範囲を拡大して優先接種の対象と位置づけ、二本松市民に限定せず、他市町村在住であっても接種の枠組みから外さないこととし、教員等のみではなく、児童生徒等に係るすべての職員を対象とし、ワクチン接種を実施することとします。
なお、教職員の希望によりワクチン接種を行うことを原則といたします。
特に、各小中学校、県立高校教職員については、学校授業に影響が出ないよう、夏休み期間中に2回目の接種を終了することで計画をしております。
また、12歳以上15歳未満の児童生徒については、今後、安達医師会および教育部門と協議し決定して参りますが、個別接種を基本として考えております。
二本松市岳温泉交流広場の供用開始等について
現在、岳温泉地内に整備を進めております、二本松市岳温泉交流広場につきましては、7月17日・土曜日から供用を開始することといたしました。
広場の概要等は、お配りいたしました資料のとおりでありますが、広場の愛称につきましては、公募により選定することとし、決定した愛称の発表セレモニー等を9月下旬以降に開催したいと考えております。
本市は、豊かな自然と四季折々の風景を堪能することができる、福島県を代表する城下町でありますが、中でも、日本百名山に数えられる「安達太良山」は、毎年多くの登山客が訪れており、また、美肌の湯として、その名を全国に知られる「岳温泉」を有しております。
春は岳温泉の桜、夏は安達太良トレッキングやアクティビティ、秋は安達太良山の紅葉、冬はスノースポーツと、四季を通じて楽しむことができる素晴らしい地域であります。
この広場のオープンを機に、より多くの方々に岳温泉や安達太良山を訪れていただき、新たな観光交流人口の増加と地域の活性化が図られよう、皆さまに愛される広場として、是非、様々な用途に活用していただきますようお願い申し上げます。
- 記者会見資料(岳温泉交流広場) [PDF形式/123.24KB]
- 岳温泉交流広場図面 [PDF形式/470.04KB]
第52回東和ロードレース大会の開催について
東北のボストンマラソンと称され、今年で52回を迎える東和ロードレース大会は、主管を二本松市陸上競技協会として、11月7日に開催いたします。
昨年の第51回大会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、やむなく中止とさせていただきました。これまで、全国各地より参加いただきました皆さまからは、「第52回大会の開催を楽しみにしている」との声が多数寄せられたところであります。
しかしながら、依然として新型コロナウイルス感染症の収束の見通しがたたない状況であることから、今大会については参加者を市内在住、在勤、在学者に限定して開催することとしたものであります。また、コースは最長10キロメートルまでとし、前回の36部門から30部門に規模を縮小し開催することといたしました。
コロナ禍での開催であり、例年とは異なる大会運営となりますが、参加される皆さまはじめ、ボランティアで参加される大会役員の皆さまの安全を第一に運営してまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
申込み受付は、8月2日から8月27日までとなります。詳しくは、「第52回東和ロードレース大会」のホームページをご確認いただきたいと思います。
- 東和ロードレース大会ホームページ https://towaroadrace.jp/(外部サイト)