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2023年(令和5年)2月21日記者会見

※会見の内容は動画でもご覧いただけます。

会見内容

市議会令和5年3月定例会の提出事件概要について

市議会3月定例会は、2月28日、火曜日に招集いたしますが、今期定例会への提出議案は、条例制定17件、訴えの提起1件、市道路線の認定及び廃止1件、工事委託施行協定の変更1件、令和4年度各会計補正予算4件、令和5年度各会計当初予算15件の合計39件であります。

提出事件の説明を申し上げる前に、新年度の市政運営に臨む基本的な考え方について申し上げます。

令和5年度は、総合計画がスタートして3年目を迎えます。引き続き、目指す将来像「笑顔あふれる しあわせのまち 二本松」の実現のため、計画に掲げられた4つの基本目標である「健康で暮らし続けられるまち」、「地域の誇りに満ちた活力あるまち」、「世代をつないで人を育むまち」、「安全で快適な暮らしのあるまち」の達成に向けて、積極的かつ効果的に各種施策や事業に取り組んで参る所存であります。

自治体を取り巻く状況が日々変化をしている中で、変動する社会経済環境にしっかりと対応し、市民の暮らしの基盤を確かなものとするため、更に力強く二本松市を成長させていかなければなりません。人口減少対策をはじめ、子育て支援や福祉・医療の充実、自然災害に備えた防災減災対策、産業の振興、居住環境の整備、教育環境の充実など、市民の命と暮らしを守り、子どもからお年寄りまで、生きがいと幸せを実感しながら、二本松市に生まれて、育って、住んで、本当に良かったと思える、平和で豊かな「住み良い二本松市」の実現と、市政改革の着実な実行による「持続可能な二本松市」を市民の皆様とともに築いて参ります。

それでは、提出事件の説明を申し上げますが、3月定例会でありますので、新年度当初予算から申し上げます。

議案第26号令和5年度一般会計予算でありますが、まず、歳入において、その基幹であります市税については、前年度の賦課実績を基に、景気の動向や地域経済の状況等を勘案し、総体では前年度対比3億4,007万3千円、率にして5.3パーセント増の67億8,980万7千円を見込みました。

地方交付税については、普通交付税において、市税等の基準財政収入額の増に伴い減額を見込むとともに、特別交付税においては、震災復興等に係る対象経費の増額を見込んだ結果、地方交付税総額において前年度対比3億1,000万円、率にして3.5パーセント減の86億5,900万円を計上いたしました。

また、臨時財政対策債については、地方財政計画で減額が見込まれることから、前年度対比1億7,212万6千円、率にして56.6パーセント減の1億3,199万8千円を計上したところであります。

次に、歳出につきましては、総合計画に基づく諸施策を中心に予算を措置いたしました。

令和5年度に取り組む主な事業については、別途お配りしております「令和5年度重点事業等の概要」のとおりでありますが、総合計画の4つの基本目標に沿って申し上げますと、

「健康で暮らし続けられるまち」では、

  • 障がい者福祉計画策定経費に3,078千円
  • 高齢者福祉計画及び介護保険事業計画策定経費に5,214千円
  • 温泉等利用健康増進事業に33,665千円
  • 生活困窮者自立支援事業に25,600千円
  • 芝生広場整備事業に260,673千円

などを計上いたしました。

「地域の誇りに満ちた活力あるまち」では、

  • 市民との協働による地域づくり支援事業に30,000千円
  • 移住・定住促進事業に27,486千円
  • 新規就農者支援事業に59,975千円
  • 林道施設長寿命化修繕事業に22,000千円
  • 商店街等活性化推進事業に20,194千円

などを計上いたしました。

「世代をつないで人を育むまち」では、

  • 出産・子育て応援事業に25,957千円
  • 笑顔さんさん祝金支給事業に6,300千円
  • 妊婦健康診査事業に44,434千円
  • 物価高騰に伴う学校給食費の負担軽減に20,973千円
  • 二本松南小学校長寿命化改修事業に455,816千円

などを計上いたしました。

「安全で快適な暮らしのあるまち」では、

  • 生活バス路線の維持及びコミュニティバス、デマンド型乗合タクシー運行経費に298,171千円
  • ため池等放射性物質対策事業に144,000千円
  • 広葉樹林再生事業に66,000千円
  • 二本松駅南地区整備事業に623,196千円
  • 治水対策の強化を図る緊急浚渫推進事業に52,500千円

などを計上いたしました。

また、その他重点事業として、

  • ふるさと納税推進事業に80,364千円
  • 脱炭素化を推進するための公共施設LED照明改修事業に155,910千円

などを計上いたしました。

これらをまとめた新年度の一般会計当初予算は、総額291億7,916万9千円となり、前年度対比5,950万5千円、率にして0.2パーセントの増となったものであります。

なお、歳入歳出予算の詳細につきましては、特別会計及び企業会計予算も含めまして、「予算書」及び「予算説明資料」をご覧いただきたいと存じます。

 

次に、条例制定関係等の議案のうち主なものについて説明いたします。

議案第5号笑顔さんさん祝金支給条例の制定については、出産・子育て応援事業の実施に伴い、現行の出産祝金を見直し、次代を担う子どもの出生を祝うとともに、第3子目以降の出生を経済的に支援するため、笑顔さんさん祝金を支給することに関し必要な事項を定めるものであります。

議案第9号手数料条例の一部改正については、市民サービスの向上及び個人番号カードの普及促進等を目的として、マイクロチップを装着した犬の登録手数料の規定を改めるとともに、コンビニエンスストアに設置されている多機能端末機を利用して取得する証明書の発行手数料を減額するため、所要の改正を行うものであります。

議案第10号消防団設置等に関する条例の一部改正については、市消防団員の報酬を見直すため、所要の改正を行うものであります。

 

次に、補正予算の説明を申し上げます。

議案第22号令和4年度一般会計補正予算については、年度末を控えて、事務事業の執行結果や今後の見込みにより歳入歳出予算を調整・整理することが主な内容であります。まず、歳出においては、

  • 事務事業の執行結果による整理
  • 国、県補助事業費割当額変更による増減
  • 特別会計、企業会計の収支見通しに伴う繰出金の調整

などについて措置いたしました。

主なものを申し上げますと、

  • 放射能除染事業費の減400,000千円
  • 災害廃棄物処理事業費の増139,546千円
  • 社会資本整備総合交付金事業費の減73,223千円
  • 公共下水道事業繰出金の減70,278千円

などであります。

また、歳入においては、普通交付税の再算定に伴い地方交付税を1億3,812万9千円増額するとともに、歳出に関連する特定財源についてそれぞれ精査のうえ計上いたしました。

以上の結果、現計予算の総額から歳入歳出それぞれ7億9,523万5千円を減額し、予算総額を335億1,798万6千円とするものであります。

また、予算を翌年度に繰越して執行するため、総務管理費の一般管理経費ほか35件の事業について繰越明許費を措置するものであります。

以上が、提案いたします議案の概要であります。

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