市内の女性宅に「不用品を回収します」といった内容の電話がかかってきたという相談が市に寄せられました。
電話は、女性の声で「テレビや冷蔵庫などの不用品を引き取ります」といったものでしたが、「市の委託を受けている」「市から頼まれた」などの言葉を使い、あたかも市が回収を行っているかのような言い回しだったそうです。
こうした電話では実際に回収を依頼すると、高額な処分料を請求される場合があり、軽トラックなどでの移動回収業者も含めて、全国的に問題になっています。
ルールに従って処分しましょう
テレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの家電製品は、家電リサイクル法によってリサイクル料金を負担することが義務付けられています。安易に廃品回収業者に処分を依頼することは、トラブルや不法投棄の原因になりやすいので注意が必要です。
また、家庭ごみの収集・運搬には許可が必要で、許可を受けていない業者が家庭ごみを収集・運搬することはできません。
被害にあわないためにも、決められたルールに従って処分するようにしましょう。
こうした電話には十分に注意いただくとともに、ごみの処分に関してご不明な点があれば、市役所生活環境課環境衛生係までお問い合せください。
環境省では、無許可の回収業者を利用しないでください(環境省ホームページ)と注意を呼び掛けています。