令和7年度4月1日より、妊婦さんへの支援を充実させるため、従来の「出産時交通費助成事業」を拡充し、「妊婦にやさしい出産時交通費等助成事業」として新たに開始することとしました。
対象者
令和7年4月1日以降に出産される方で、二本松市に住民票があり、次のいずれかに該当する方。
⑴ 自宅又は里帰り先から最も近い分娩施設までおおむね60分以上の移動時間を要する妊婦
⑵ 医学的な理由等により、周産期母子医療センターで分娩する必要があり、自宅または里帰り先から最も近い周産期母子医療センターまで、おおむね60分以上の移動時間を要する妊婦
※おおむね60分以上とは、標準的な移動時間として市長が認める場合に限ります。
⑶ ⑴、⑵に該当しない方で、市外の分娩施設または周産期母子医療センターで出産する妊婦
⑷ ⑴、⑵に該当する妊婦が、出産準備のため、分娩取扱施設等の近隣宿泊施設に宿泊した場合、妊婦を支援するために一緒に宿泊した方(同行者1名分)
助成内容
交通費(妊婦本人分のみ)
出産に際して分娩取扱施設等までの移動に要した費用(往復分)を助成します。※対象者⑶に該当する妊婦は、住所地からおおむね100km以内の分娩施設までの交通費が対象です。
⑴ タクシーで移動した場合 ⇒ 実費額を助成
⑵ 自家用車で移動した場 ⇒ 距離数(km)×37円で算出された額を助成
⑶ 公共交通機関で移動した場合 ⇒ 市の旅費規程に準じた額を助成
※⑴~⑶の片道の交通費が1,000円に満たない場合の助成額は、切り上げて1,000円とします。
宿泊費(妊婦本人+同行者1名分)
出産準備のため、分娩取扱施設近隣の宿泊施設で宿泊した際の宿泊費用(最大14泊分)※対象者(1)または(2)に該当する妊婦及び(4)の同行者が対象です。
・宿泊費 ⇒ 実費額(市の旅費規程に準じた額が上限)から1泊あたり2,000円を控除した額を助成
申請方法
妊婦にやさしい出産時交通費等助成金交付申請書に以下の書類を添付し、出産の翌日から1年以内にこども家庭課(安達保健福祉センター内)へ申請してください。
(1) 交通費助成申請の場合、利用日及び利用料金が確認できる領収書等(自家用車で移動した場合は不要です。)
(2) 宿泊費助成申請の場合、宿泊施設名、宿泊者、宿泊日、宿泊日数及び宿泊費が確認できる領収書等
(3) 出産日及び分娩施設が確認できる母子健康手帳のページの写し
(4) 振込先口座が確認できる預金通帳等の写し
その他
令和7年3月31日までに出産された方は、「出産時交通費助成事業」の対象となります。
タクシー券未使用の場合はガソリン券へ交換しますので、保健センターへ来所の際や、赤ちゃん訪問の際にお申し出ください。
申請窓口・お問い合わせ先
二本松市こども家庭課母子保健係(安達保健福祉センター内)
電話:0243-55-5110 FAX:0243-23-1714