市議会1月臨時会を1月19日、金曜日に招集いたしますが、今臨時会は、国の総合経済対策に基づき物価高騰対策に取り組むための補正予算等について提案するものであります。

それでは、提出事件の概要を説明申し上げます。

提出事件は、条例制定1件、工事委託施行協定の締結1件、工事請負契約の変更1件、及び補正予算1件の計4件であります。

このうち、主な議案の概要について説明申し上げます。

はじめに、議案第2号工事委託施行協定の締結については、茶園・市海道1号線外5路線無電柱化推進事業の施行に伴う電線共同溝工事等包括委託について、東北電力ネットワーク株式会社及び株式会社ユアテックと工事委託施行協定を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。

次に、議案第4号令和5年度一般会計補正予算については、現計予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3,278万円を追加して、予算総額を327億2,502万7千円とするものであります。

歳出の主なものを款別に申し上げますと、

民生費で

• 住民税非課税世帯を対象とした電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金支給世帯に対するこども加算の支給に係る事業費の増に2,300万円
• 住民税均等割のみ課税世帯に対する支援給付金給付事業に1億2,610万円

農林水産業費で

• 用水路の崩落に伴う用排水路補修事業費の増に2,802万2千円

商工費で

• 生活者支援及び地域活力回復のためプレミアム付商品券発行事業等の各種事業に取り組む商工団体等に対する事業補助金の増に1,232万6千円
• エネルギー価格高騰対策としてLED照明設備を導入する中小企業等に対する事業補助金等の増に1,800万円
• 旅行需要の喚起を図るため市内周遊観光事業等に取り組む交通事業者等に対する事業補助金の増に358万2千円
• インバウンド観光誘客に向けた受入れ体制の整備を行う観光事業者等に対する事業補助金の増に300万円

などであります。

また、歳入においては、歳出に関連する特定財源を精査のうえ計上するとともに、不足する財源については予備費を減額して措置することといたしました。

以上が提案申し上げました主な議案の概要であります。