概要
福島県では、これまで土砂災害危険箇所8,678箇所について、土砂災害警戒区域等の指定を進めており、現在8,150箇所を指定しました。
近年頻発する土砂災害において、土砂災害警戒区域等が指定されていない箇所で発生する土砂災害の頻度が高くなっていることから、福島県では、国の土砂災害防止対策基本指針に基づき、高精度の地形情報等を用いて「新たな土砂災害の発生のおそれのある箇所」の抽出を令和3年度から令和5年度にかけて実施しました。
※今回の公表箇所は、福島県による基礎調査(現地調査)の前段階のため、全てが危険を伴う区域であるとは限りません。また、直ちに建物の建築等に規制が発生するものではありません。
※今後、福島県が優先順位をつけて出来る限り速やかに基礎調査を行い、順次指定する箇所を特定し、土砂災害警戒区域等の指定に向けた手続きを進めます。
※今回の資料を参考に、大雨が発生した場合等いざというときには早めの避難行動をとるようにこころがけてください。
抽出要件等
急傾斜地の崩壊:高さ5m以上で傾斜度が30度以上の土地の区域
土石流:2度以上の縦断勾配が200m以上、流域面積が5km2以下の土地の区域
二本松市の新たな土砂災害の発生のおそれのある箇所について
- 急傾斜の崩壊 3,953箇所(二本松地区875箇所 安達地区340箇所 岩代地区1,377箇所 東和地区1,361箇所)
- 土石流 229箇所
詳細な指定箇所については福島県砂防課ホームページで確認してくださいhttps://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41045c/arata.html