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木造彩色千手観音菩薩立像(もくぞうさいしょくせんじゅかんのんぼさつりつぞう)

木造彩色千手観音菩薩立像

種別

彫刻(市指定)

指定年月日

平成14年5月1日

所在地

二本松市木幡字山本89

所有者(管理団体)

治陸寺

概要

総高317センチメートル。千手観音堂の建立年代については明確ではないが、「治陸寺縁起」などの資料によれば、大同元年(806)から4年(810)の間と推測される。また、「明暦元年丹羽光重寄進証文」によると、明暦元年(1665)9月二本松藩主丹羽光重によりお堂と千手観音菩薩像が寄進されたと思われる。さらに、「元禄九丙子年木幡山相改帳」に「千手堂三間に四間 本尊千手観音御長壱丈余木仏」とあり、元禄9年(1696)時点で本像の存在が確認できることから造立年代は江戸時代初期と判断できる。隠津島神社境内にあった本像は明治初年に下山し、旧松本坊に安置されていたが、檀信徒の寄進により昭和16年(1941)4月に二本松の仏師菅野孝之助が像の一部を修理、彩色し、翌17年(1942)12月に新観音堂の落慶に際して鎮座し、現在に至っている。なお、堂内には差し替えられた元の手が保存されている。

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  • 【更新日】2024年2月7日
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