種別
歴史資料(市指定)
指定年月日
平成15年2月1日
所在地
二本松市木幡字治家49-1
所有者
隠津島神社
概要
高さ71センチメートル、底辺96センチメートル。中央部幅98センチメートル。本碑は明治35年(1902)末、三重塔再建用土台石を探索中に本殿傍から発見されたものである。造立者は内木幡村加増内の名主紺野武左衛門嘉簇で、目にあまる惨状を経験して、常に非常の時に備えようと警鐘をならした。ほとんどの村民が文盲の状況にあっても、碑文にして残そうとした嘉簇の血の叫びを読み取ることができる。本碑は天明6年(1786)に建立されたが、明治初年の神仏分離令の際、仏教に関わる遺物とみなされ埋められたものと思われる。