(表) (裏)
種別
彫刻(市指定)
指定年月日
平成14年5月1日
所在地
二本松市木幡字山本89
所有者(管理団体)
治陸寺
概要
縦98.0センチメートル、横49.5、厚さ3.5センチメートルの版木両面に、千手観音菩薩像と弁才天像が薄く浮き彫りされている。製作年代、製作者は明らかではないが治陸寺に古くから伝わる寺宝であり、以前は本版木により刷った御札を信者に配布していた。千手観音菩薩立像は、最頭上菩薩面より足元まで35.5センチメートルで、彫刻全体が細密かつ繊細に彫り込まれ、製作者は高い技量を有していたと推察される。弁才天坐像は、琵琶の下辺まで45.5センチメートルで、千手観音菩薩立像に比べると、やや雑な彫り込みで、製作者は別人と推察される。