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木造大日如来坐像(もくぞうだいにちにょらいざぞう)

木造大日如来坐像

種別

彫刻(市指定)

指定年月日

平成15年2月1日

所在地

二本松市戸沢字細田10番地

所有者(管理団体)

愛蔵寺

概要

総高94センチメートル、像高69センチメートル、光背最大幅75センチメートル。大日如来の形姿は他の如来と異なり、菩薩の形をとるのが通例であるが、本像は智拳印(ちけんいん)をとる金剛界大日如来である。像容は髪を高髻(こうけい)に結い、上部で束ね、中央部分は毛筋を縦に刻み彩色する。その外側はそれぞれ2つに分け束ねて垂下させる。愛蔵寺の縁起によれば、永禄年間(1558~1570)に火災に遭い堂宇は全焼した。その後、天正元年(1573)に再建された。しかし護摩厳修中に火が余り、再び堂塔悉く焼失した。のち、宝暦5年(1755)現在地にお堂の完成をみた。本像は焼失以前に造立され、本尊として安置されていたが、火災の際は損傷を受けることなくいち早く運び出されたと思われる。造立年代は当時の什宝物調べによると、寛延元年(1748)4月10日で、仏師は京都室町の鈴木浄感・民部の両名である。

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  • 【更新日】2024年2月7日
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