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スゲノ時計店

今回は、二本松市が誇る匠の技を持つ「スゲノ時計店」を紹介します。

スゲノ時計店看板時計
▲店内でまず目を引くのが、100年以上正確に時を刻んでいる、フランス製の看板時計「モビーエMORBIER」

 

明治36年創業で116年目となるスゲノ時計店は、現店主の菅野義明さんで4代目。この道55年の菅野さんは、東京都世田谷区の時計店で修行を積みました。
今では評判を聞きつけ、岩手県や山口県など県外からの修理依頼もあります。他店では修理できないと言われた時計の修理依頼も多くあります。

スゲノ時計店仕事風景1

パーツが多いもの、複雑なもの、初めて手掛ける種類の時計は、まず図解しながら修理を始めます。
1mmにも満たないほど小さく、そしてたくさんの種類のある部品を分解して組み立て直すのは、まさに匠の技です。 

メーカーに修理に出すと、時間も費用も掛かることがありますが、スゲノ時計店ではすぐに対応でき、お客さまのニーズに合わせて費用を抑えることもできます。

スゲノ時計店作業台
▲分解したロレックスの腕時計。1mmにも満たない小さなねじなど、非常に小さな部品が多い。

 

スゲノ時計店仕事道具2
▲非常に細いドライバーやピンセット、拡大鏡といった仕事道具。

 

 

スゲノ時計店仕事風景2

「たくさんの方に会え、喜んでもらえるし、さまざまな時計の修理に携わることができて職人冥利に尽きる。修理が完了したときの達成感・喜びは大きい。」と菅野さんは語ります。また、「電波時計は10万年に1秒しか狂わないと言われていて、常に正確でメンテナンス不要だが、面白みはないかもしれない。」と笑います。

そして何よりも、大切に使われている時計には、特別な思いが込められています。

取材にお伺いした日に、修理が終わった掛け時計を受け取りに来たのは、夫が亡くなって6年になる女性。この時計に亡き夫の面影があるとのことで、とても大切にしているそうです。ちょうどこの日が亡き夫の誕生日だったそうで、とても喜んでいました。

同じ日に来店した郡山市在住の夫婦は、お気に入りだというアンティークの置き時計2つの修理が完了し、受け取りに来ました。修理できる時計屋がなく困っていたところ、ここなら直せるのではないかと、雑誌で見つけて依頼したとのことです。

これからも菅野さんの匠の技が、お客さまの大切な時を刻んでいきます。

お問い合わせ

スゲノ時計店(外部サイト)

住所:二本松市竹田1丁目93
電話:0243-22-0227

にほんまつマルシェアーカイブ

過去にご紹介したものについては、にほんまつマルシェのページ(アーカイブ編)をご覧ください。

 

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秘書政策課 秘書広報係

〒964-8601 福島県二本松市金色403番地1

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  • 【更新日】2019年1月28日
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