岩代地域にある道の駅さくらの郷では、おなじみとなった「いわしろ高原産のそば」。そのそば粉を使用したクッキーができました。

小麦粉を一切使用せず、そば粉、卵、バターと砂糖とシンプルな配合です。低温でじっくりと焼き上げれば、小麦粉にはないサクサクとした、リッチな食感となっています。

バターを多めに使用していますが、暖かい時期はバターが溶けないよう、生地の温度に気を付けています。配合を変えないように、打ち粉をしないこだわりようです。

仕上げに桜の塩漬けをトッピングし、桜の香りを追加しています。

作っているのは、菓子店で元パティシエとして働いていた三浦さんです。東京出身で、結婚を機にご主人の地元である二本松市岩代地域へ移住しました。最初は方言が分からず苦労したそうですが、岩代での暮らしに慣れ、愛着が出てきたそうです。

2019年6月に道の駅さくらの郷に入社し、商品開発を始めました。そばを使用し、持ち帰っていただける日持ちのするお菓子を、と考案。同年8月から販売を開始し、おみやげとして人気商品となっています。

そばの素朴で優しい香ばしさと、ほのかにさくらが香るクッキーをぜひお試しください。
「合戦場のしだれ桜」でのお花見のお供にいかがですか？

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