市内小浜にある渡辺養蜂場では、たくさんの蜂蜜やそれに関連した商品を取り扱っています。
今回は、蜂蜜の採蜜作業などを取材させていただきました。
車で10数分ほど離れた、自然豊かな初森地区にたくさんの巣箱があります。
ミツバチが暮らしているのがこの巣箱です。巣箱の中に巣枠という板が入っており、巣枠の中には蜂蜜や卵が詰まっています。
巣枠に白い蜜ブタがかかっているものは、熟成された蜂蜜がぎっしりと詰まっている証拠です。ミツバチは、集めてきた蜜が濃縮されて糖度が増す(熟成)すると蜜ブタをします。
密ブタをはがした巣枠を遠心分離機に入れ回転させることで蜂蜜を取り出します。
ろ過をしたら、透き通った黄金色の蜂蜜が完成です。
ミツバチが集める花の蜜は、季節によって異なるため、蜂蜜も花の種類によって香りや味わいが大きく異なります。
渡辺養蜂場では、アカシヤ、山桜、藤、りんご、柿、栗など11種類もの蜂蜜があります。好みで選んだり、食べ比べて違いを味わうのも楽しいですね。
6月中旬の取材時に採蜜していたのは、くせのない上品な甘さの「アカシヤ」の蜂蜜でした。
ミツバチが一生懸命集めた、自然の恵みである蜂蜜。感謝して美味しくいただきましょう。
お問い合わせ
渡辺養蜂場
二本松市小浜字鞭ノ内10-2
電話 0243-55-2524
FAX 0243-55-3122
URL https://mitsubachi.net/