種別
史跡
指定年月日
昭和51年7月21日
所在地
二本松市本町1-60-1ほか
所有者(管理団体)
二本松市
概要
旧久保丁入口に築造された大手門のことであり、俗に坂下門とも称している。
9代藩主丹羽長富公の治世、天保3年(1832年)に幕府に絵図面を添えて願い出し、許可を得て着工された。二本松藩の大手門でもあり、きびしい規制のものにあった城普請ではあったが、当工事は幕末期二本松藩の傑物家老として天下に知られた丹羽久米介貴明の構想であり、絵図面計画以上の堂々たる大手門が完成したと伝えられている。
現在は、石垣の1部のみを残している。