種別
有形文化財 民俗
指定年月日
昭和55年9月16日
所在地
二本松市二伊滝1-81
所有者(管理団体)
龍泉寺
概要
縦91cm、横182cm。二本松城は戊辰戦争により慶応4年(1868年)7月29日炎上、落城した。その後、城跡に二本松製糸工場ができ、さらに明治18年(1885年)山田脩により機械製糸工場である双松館が発足した。
図柄は、この双松館での花見風景であり、高い石垣上には工場が立ち並び、桜下に観桜の男女を描いている。左端に「奉納 明治三十年(1897年)旧三月十八日 双松館連中」と大書し、右下端に作者として「応需嶂渓」と記されている。
当絵馬は、本市はもとより本県産業文化史上、得がたい資料である。