種別
有形文化財 民俗
指定年月日
昭和55年9月16日
所在地
二本松市本町1-61
所有者(管理団体)
二本松神社
概要
縦150cm、横254cm、9代藩主丹羽長富公の奉納絵馬である。
桐材に金粉を施し、極彩色で描いたもので、「奉賽 嘉永四年九月左近衛権少将藤原朝臣長富」と風格のある墨書で明記されており、嘉永4年(1851年)に奉納されたことがわかる。
図柄は、二条天皇の時、御殿に宿る鵺を頼政が退治し、そのため天皇の病気がなおったという武勇伝に基づいたものである。
頼政の鵺退治は、絵馬として最も多いモチーフであるが、当神社の絵馬はその中でも秀作のひとつに数えられ、貴重である。