種別
天然記念物(市指定)
指定年月日
平成25年7月1日
所在地
二本松市芹沢98
所有者
渡邉 恵里子
概要
本樹はエドヒガンで、芹沢地区の高台に位置する芹ノ沢館跡の南端傾斜地に立っている。根元周囲7.43m、樹高約18mで、地上1mより幹囲3.45mの東側と幹囲4.16m西側の2支幹に分かれ、西側の支幹はさらに約5m上部で4枝に分かれる。各支幹が上部で多くの枝を伸ばし、枝張り東西約16m、南北17mの見事な樹形である。推定樹齢800年以上で、主幹の根元北側が腐朽し一部に空洞化が見られるが、樹勢は旺盛で、4月中旬にエドヒガン特有の紅色の小花を多数つけ古木の観を呈する。地域では通称千年桜とも呼ばれ親しまれており、二本松市内有数のエドヒガン樹として貴重である。