子どもと市民の命と健康を守る
新型コロナウイルス感染症が中国から全世界に広がり、県内でも初確認されました。
世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスの流行が「世界的流行(パンデミック)と表現できるとの判断に至った」と表明しました。
経済への影響も大きく、観光業、飲食業、製造業等、経済全体に重大な影響を与えております。
二本松市として、子どもと市民の命と健康を守るために、「二本松市新型コロナウイルス対策本部」を設置し、感染防止の取り組みを進めております。
市民への注意喚起として、感染予防の徹底、2次感染予防の周知、イベントの自粛・延期の要請をいたしました。
小・中学校は、3月4日~23日まで臨時休校とし、保育所・こども園・幼稚園、学童保育については、十分な感染予防対策を講じた上で、運営いたします。
また、突然の休校により、学童保育利用の資格を満たさず、1人になってしまう子どもについて、各学校で受け入れることといたしました。
会議・イベント等については、飛沫感染または接触感染の可能性が高いものは中止。また、市が実施する行事・イベント等については、原則中止または延期とし、民間が実施する行事・イベント等についても、同様の対応を要請することといたしました。
市では、市内発生段階を想定し、早期および蔓延期の市内危険レベルについて協議し、非常事態の際は適切に対応できるよう取り組みを進めております。
新型コロナウイルス感染を治療する特効薬がまだ見つかっていない中で、手洗い、咳エチケット、うがいなどの励行、基本的な感染症対策を徹底頂きますようお願いいたします。
引き続き市民の不安解消と感染拡大防止に向け、対策を進めてまいります。
こうした状況の下で、市内でファッションブランドを手掛けるアパレルメーカーが、経済産業省の要請に応じてマスクの製造を開始しました。
新型コロナウイルス感染が拡大する非常事態の中で、マスクの製造を通して多くの人々の助けとなることを期待しております。
二本松市長 三保 恵一