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市長からの手紙(令和5年10月)

秋の城下町を絢爛に彩る


 ワッショイ!ワッショイ!
 待ちに待った提灯祭り。

若連、小若、各字祭典委員など、皆が誇りをかけ、それぞれの思いを爆発させ、街中が盛り上がります。

福島県重要無形民俗文化財二本松神社例大祭「二本松の提灯祭り」は、日本三大提灯祭りとして福島県を代表するお祭りです。
江戸時代の初め、藩主・丹羽光重公が「良い政治を行うには、領民に神への敬意を高めること」が大事と始められ、
以来350年以上の歴史を積み重ね、多くの市民に愛され続けてきました。


提灯祭りで一番のみどころは、初日の宵祭り。
各町内から鈴なりの提灯をつけた7台の太鼓台が繰り出し、二本松神社のかがり火を紅提灯に移します。
太鼓台は威勢のいい若連の掛け声とお囃子を奏しながら、市内を勇壮に練り歩きます。
秋の夜空を赤々と焦がしながら移動する3千もの提灯は見物客の心まで熱くしてくれます。

本祭り、例大祭の最も重要な行事である「神輿渡御」が行われます。
七町合同引き廻しも2日目を迎え、午前8時半頃、駅前を出発し、午後3時頃まで行われます。
神社では神輿の宮入が行われ、夜は各町内に戻った太鼓台が再び提灯をつけて、字内を練り歩きます。
後祭り、昼はそれぞれの字内を引き廻し、夜は四町と三町に分かれ、合同引き廻しが行われます。
名残り惜しさゆえ、なかなかお囃子は止まず、満天の空に鳴り響きます。


今年は、10月7日〜9日の土・日・月曜日の3連休で開催されます。
開催にあたり、二本松神社関係皆様をはじめ、二本松若連、町内会、祭典関係皆様、
二本松警察署など安全な楽しい祭りのためにご尽力をいただいております皆様方に感謝を申し上げます。
二本松神社例大祭「二本松の提灯祭り」が、晴天に恵まれ、事故なく、明るく、盛大に開催できますよう願っております。                                                    

                                                  

                                                  二本松市長 三保 恵一

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  • 【ID】11308
  • 【更新日】2023年10月1日
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