「市民を守る」~二本松市消防団~
規律厳正、士気旺盛な消防団員の皆様に接し、二本松の安全揺るぎなしの感を強くしているところです。
消防団員の皆様には、多忙な生業のかたわら、郷土愛と崇高な消防精神を持って、防災の第一線に立ち、市民の生命身体、財産を守るためにご活躍いただき、それが本市の発展の原動力となっておりますことに、敬意と感謝を申し上げます。
近年、少子高齢化が進行し、全国的に消防団員の確保が難しくなっておりますが、団員定数の見直しや機能別団員の設置等を実施し、今年度は、77人の新入団員(再入団含む)と128人の機能別団員を迎えることができました。
団員の活躍を支えていただいておりますご家族の皆様、消防団活動にご理解をいただいております企業の皆様の協力の賜物であり、感謝を申し上げます。
二本松市における令和3年の火災発生件数は、20件であり、昨年に比べて4件の増加となりました。
中には、不審火と思われる火災も発生しており、改めて予防消防に対する重要性を認識しております。
改めて、自主防災の意識の高揚を図っていただきますようお願い申し上げます。
市といたしましても、消防施設の整備や機器の導入、装備の強化など、社会環境の変化に即した消防防災力の充実強化を図り、火災の発生を防止し、死者を減少させ、財産の損失を防いでまいります。
さらに、関係機関と一体となって「災害に強いまちづくり」、「災害のないまちづくり」、平和で豊かな「住み良い二本松市」の実現に取り組んでまいります。
二本松市消防団員の皆様には、日頃からの訓練、弛まぬ努力の積み重ねにより、その能力を十分に発揮されることを強く望むところであります。
今後も、市民の安全・安心のため、ご活躍くださいますようお願いいたします。
二本松市長 三保 恵一