福島県立二本松実業高等学校 令和5年4月開校
二本松工業高等学校は、昭和37年に開校し、「文武両道」「質実剛健」の校風のもと、県内外を支える工業技術者を育成し、卒業生は、地元企業等、工業界を牽引するエンジニアとして大いに活躍されています。生徒の皆さんが、さまざまな国家試験に数多く合格し、その実績は、私たち市民にとっても大きな誇りであります。
安達東高等学校は、創立50年を迎え、「人を愛し、土を愛し」を校訓に大きな業績を残し、有為な人財を輩出してこられました。
歴史と伝統を有する両校が統合し、新しい時代の要請に応じた「“新生”福島県立二本松実業高等学校」として令和5年4月開校いたします。
本校は、二本松・安達地域の工業科教育と家庭科教育の拠点校として、工業科教育では、機械システム科・情報システム科・都市システム科、家庭科教育では、生活文化科の特色ある4学科で、新たな学びをスタートさせます。
卒業後の進路としては、工業科教育では、土木系の大学のほか、建設、鉄道、測量コンサルタント、土木系公務員、木材加工等、地域産業を支える実践的な土木技術者や、総合建設に対応できる人材を目指しています。
生活文化科では、衣食住・保育・福祉に関するより深い学びを実現し、栄養、保育、福祉系の大学・短大や調理系・保育福祉系の専門学校等、製造、調理、介護などで地域を担う人材を目指します。
本校の活動には、多くの市民が高い関心と期待を寄せております。新しい歴史の扉を開き、輝かしい未来を創っていく新たな歴史のスタートであります。
二本松市といたしましても、「未来を創る、心豊かでたくましい人間の育成」を目指し、夢や希望を持ち地域はもとより広く広く世界に貢献できる子どもたちを育んでいけるよう教育環境の充実に努めて参ります。
二本松市長 三保 恵一