秋の二本松へ ようこそ
令和2年の『二本松の菊人形』は、「竹取物語〜かぐや姫から始まる昔話の世界」をテーマに開催予定でしたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大等の影響を考え来年に延期することとし、今年は、日本の国花である菊の祭典『霞ヶ城公園菊花展』として開催しております。
霞ヶ城公園を会場に、菊づくり名人が丹精込めて育てた秀逸な大菊や盆栽、懸崖、だるまなどの力作が一堂に会するほか、1本の茎から1000輪もの花を咲かせる「千輪咲」など、艶やかな競演が織りなす菊花が、さまざまな姿で咲き誇る様は、まさに圧巻です。
菊花品評大会には、二本松菊花愛好会の協力のもと、手塩にかけて育てられた見事な菊花が咲き誇り、会場を色とりどりの菊で盛り上げて頂いております。
また、「菊のまち二本松」のイメージアップを図るため、市内の施設や店舗等でも菊を飾って頂いております。
二本松の菊栽培の歴史は古く、江戸時代から菊の愛好者が多く、町内にも菊人形が飾られ、昭和30年から『二本松の菊人形』として、霞ヶ城公園で開催されるようになりました。
コロナ禍の中ではありますが、霞ヶ城公園の美しい景観、菊花を愛でながらリフレッシュして頂きたいと思い、入場料は無料といたしました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会場出入口におけるアルコール消毒液の設置や検温、お客さまへのマスクの着用・ソーシャルディスタンスの確保の徹底など安全確保に努めております。
霞ヶ城公園の紅葉も楽しんでいただけるよう11月15日まで開催しております。
来年は、二本松城跡に(仮称)二本松市文化観光施設がオープンし、二本松の菊人形が開催する時期には、新たな、そして大きな盛り上がりになることを期待しております。
咲き誇る菊花をどうぞご覧ください。
二本松市長 三保 恵一