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市長からの手紙(令和3年3月)

明日へつなげよう!

平成23年3月11日午後2時46分、世界最大級のマグニチュード9.0の地震が発生。家屋の倒壊、道路通行不能、断水、停電、情報網の遮断、学校、体育施設、農業用施設などに甚大な被害。

当時私は、市民の「命と安全を守る」ことを最優先に「二本松市災害対策本部」を設置し、余震が続く中、ライフラインの確保と災害復旧に昼夜を問わず、市民、市職員の力を結集して対応に当たりました。

地震発生も束の間、東京電力福島第一原発が爆発。

空気も、大地も、森も、美しい自然環境も放射能で汚染され、放射能との戦いが始まりました。

二本松市は、浪江町から4千名を超える人々を受け入れ、そして、大気中の放射能から子供を守るため窓を閉めて授業を受けられるよう他自治体に先駆け小・中学校、保育所・幼稚園にクーラーを設置しました。市民の生命、健康、安全のための放射線量調査、農産物の検査、米の全量全袋検査を実施し、住宅を始め、学校、工場、道路、農地等の除染と被災者の生活再建、雇用対策、農業・中小企業の経営再建に全力を挙げ取り組んでまいりました。そして、農業、商工業、観光等、放射能の風評被害、公共施設、産業基盤の早期復旧と国の財政支援を国と東京電力に強く要請しました。

3・11は、世界が変わり、日本が変わる。「歴史の分水嶺」であります。

東日本大震災からの復旧復興と世界的に蔓延するコロナから「市民の命と健康を守る。」ことを最優先に「感染防止」「生活を守る」「経済再生」、「ワクチン接種」を進めてまいります。

そして、輝く未来を創造するための10年間の市政運営の基本となる新しい「二本松市総合計画」がスタートいたします。震災前よりも、そして今よりも、もっと豊かに、しあわせに暮らせる住み良い二本松を築くために全力を尽くしてまいります。

 

二本松市長 三保 恵一

 

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  • 【更新日】2021年3月1日
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