年頭のごあいさつ
新年おめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、人工芝公認サッカー場の「二本松市グリーンフィールド」がオープンし、市内外から多くの方々にご利用いただいており、スポーツの振興と交流人口の拡大、地域活性化に大きく貢献しております。 オープニングセレモニーでは、日本サッカー協会田嶋幸三前会長や本市出身の元Jリーガーである萬代宏樹氏をお迎えし、サッカー日本代表のレプリカユニフォームの贈呈や地元スポーツ少年団の子どもたちへのサッカー教室などを開催いたしました。将来、この 二本松市から世界に羽ばたくサッカー選手が誕生することを期待しております。
また、新しいまちづくりとして、二本松駅南地区整備事業を進めております。住宅団地の分譲のほか、二本松市の玄関口である二本松駅の南口に広場やアクセス道路を整備することとしており、駅利用者の利便性向上と人口増加による中心市街地の賑わいの創出につながることを期待しております。
さて、今年は、平成17年12月1日に二本松市、安達町、岩代町、東和町の1市3町が合併して新市が誕生してから20周年を迎える節目の年となります。
今日の二本松市の美しい自然と豊かさを築き上げた先人たちの努力と功績に感謝するとともに、その歩みを受け継ぎ、将来に向かって「夢」と「希望」にあふれ、更なる「飛躍」につながるよう新たな時代を創造してまいります。
「二本松市総合計画」も今年で5年目となり、これまでの達成状況を踏まえて、基本目標の達成と、目指す将来像「笑顔あふれる しあわせのまち 二本松」の実現のため、SDGsの理念も踏まえつつ、市民の皆様のご支援ご協力を賜りながら、各種施策を着実に進めてまいります。
イノベーションを興し、市民所得の向上、市内総生産の拡大を図るとともに、災害に強い安心安全なまちづくりをはじめ、基幹産業である農業を生かした6次産業化を推進するほか、地場産業の活性化支援や人創りのための教育支援、健康な体と豊かな心を育むスポーツ・文化活動支援、安心して暮らせる医療・福祉・子育て支援に取り組んでまいります。
次の世代に負担を強いることがないよう、行財政改革を着実に実行するため、選択と集中を基本に市政改革を進め、更なる発展を目指してまいります。
市民の皆様にとりまして健康で幸せに満ちた素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。
二本松市長 三保 恵一