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市長からの手紙(令和6年7月)

「熱中症特別警戒アラート」運用開始

 

 気温が著しく高くなり、熱中症による重大な健康被害が生じるおそれがある場合に発表される「熱中症特別警戒アラート」の運用が今年4月から始まりました。

 「熱中症特別警戒アラート」が発表された場合、市としては、熱中症を予防する行動の徹底のほか、運動や外出の自粛、イベントの中止や延期を呼びかけ、冷房設備を備えた「クーリングシェルター」として指定した施設を開放します。

 「命を守ってください」「自発的な熱中症予防行動を積極的に行ってください」「普段の熱中症対策では不十分な可能性があるので、気を引き締めて」と強いメッセージが発信されます。

 熱中症への最大限の注意を呼びかけ、猛暑の被害軽減を図ってまいります。

 熱中症は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、 体内に熱がこもった状態です。屋外だけでなく室内でも発症し、重症化してしまうと救急搬送され、場合によっては死亡することもあります。

 体温調節機能がまだ十分に発達していない子どもや、暑さや水分不足の感覚機能・暑さに対するからだの調節機能が低下している高齢者、障がい者は特に注意が必要です。 家族や周囲の人々においても見守りや声かけ等の自助や共助を行ってください。

 熱中症の予防には「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。のどが渇かなくても、こまめな水分補給が重要です。 朝起きた時や寝る前、入浴の前後など、生活の節目に飲むことを習慣づけると続けやすいです。運動する時は15分ごとに水分補給をしましょう。

 日頃からも体調管理として、バランスの良い食事や十分な睡眠に気を配り、暑い夏を元気に乗り切りましょう。

 

                                                  二本松市長 三保 恵一

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  • 【更新日】2024年7月1日
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